五十肩は50代だけの疾患ではありません。好発年齢は40-60歳代です。いくつか別名があり、肩関節周囲炎、凍結肩、癒着性肩関節包炎とも言われます。
詳しくは、下記ページを御覧ください。
https://www.joa.or.jp/public/publication/pdf/joa_005.pdf
五十肩は、明らかな原因なしに発症し、肩関節の痛みと可動域制限を生じます。数ヶ月にわたり安静時痛が強く可動域が狭くなっていく急性期、半年以上にわたり動作時痛や可動域制限が続く慢性期、半年以上かけて疼痛や可動域が回復する回復期に分けられます。
どの時期においても、日常生活や仕事で疼痛を伴う動作や姿勢は避けることが望ましく、内外用剤や注射で痛みを緩和しつつ、できる範囲でリハビリを続けることが十雨用です。
治療経過を画期的に速める方法として、サイレントマニュピレーション(非観血的関節受動術)があります。エコーガイド下に頚部の神経根ブロックを行い、医師と柔道整復師の2名が徒手的に確実に関節包を破り、大幅な可動域の改善を獲得します。もちろん、日帰りの処置です。当日は麻酔で手が動かせなくなりますので、予約制で行っています。
五十肩は勝手に治る病気ではありませんが、早く治すことができます。
是非、整形外科にご相談ください!