コラム

夏バテ

毎日お暑うございます。
今回は、誰が言ったか知らないが、言われてみれば分かる気もする言葉、夏バテについてお話します。

「夏バテ」は夏の暑さで身体がバテてしまう状態です。

私たちの身体には暑さ寒さなど環境の変化に柔軟に適応する仕組みがあり、「自律神経」と呼ばれています。

暑さへの適応に自律神経が耐えかねてバランスを崩した状態(自律神経失調症)が一般に夏バテと考えられています。

夏バテの主な症状は「何となく全身がだるい」「夜ぐっすり眠れない」「食欲がわかない」です。

実は、夏バテも自律神経失調症も正式な病名ではありませんので、人によって意味合いが異なる可能性があります。

さて、この夏バテの予防は文章にすると簡単ですが、バランスの良い食事、規則正しい生活、十分な睡眠、十分な水分摂取、適度な運動です。

特別なことに取り組むのではなく、いつもの生活をなるべく保つようにしましょう。

運動は暑い日中を避け、早朝、あるいは夜中に軽く散歩してみてはいかがでしょうか。

https://www.japha.jp/doc/byoki/019.pdf

なお、やはり暑い時期に多い「熱中症」は、高温多湿な環境に長時間いることで体温調節機能がうまく働かなくなって発症する状態で、夏バテとは異なり緊急性の高い状況です。

屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、 救急搬送されたり、場合によっては死亡することもありますのでご注意ください。

冷房や扇風機、その他さまざまなクールグッズを使ってうまく乗り切りましょう!

https://www.mhlw.go.jp/content/001118195.pdf